運転する車に特化した免許が必要

ドライバーには仕事に合った免許が必要

ドライバーに転職する際には、職種に応じた免許が必要です。なぜなら、職種によって運転する車が異なるからです。例えば大型トラックを運転できる大型自動車免許を持っていれば「車両総重量が11トン以上」「最大積載量6.5トン以上」「乗車定員30人以上」の3つの条件のどれかを満たしている車を運転できます。くわえて、普通車や中型トラックなども運転できます。ですが、同じ大型車であっても旅客をのせるバスの運転はできません。もちろん、タクシーの運転もフォークリフトの操作もできません。旅客を乗せる場合には大型二種免許が必要だからです。

このようにドライバーの仕事には、使う車に特化した免許が求められます。そのため、仕事に就く前に運転する車に合った免許を取得していなければなりません。

ドライバーの業務と求められる免許

ドライバーに必要な免許はどのようなものがあるのでしょうか。宅配やルート配送が中心の配送ドライバーなら、普通自動車免許もしくは中型自動車免許があるとよいでしょう。引っ越しドライバーやセールスドライバーでもこの2つの免許があれば、多くの現場で活躍できます。同じ配送ドライバーでも長距離配送では、大型自動車免許が求められる場合が多いようです。なお、配送センターなどで荷物の積み込み作業を自分でする必要があるなら、フォークリフト免許を持っていると便利です。

タクシードライバーを目指すなら第二種運転免許が必須です。最近では運転代行業でもこの免許を求められることが増えています。なぜなら、仕事で酔客を乗せて目的地まで運転すると、旅客を運んでいると見なされるからです。

求人募集、育成などの費用が発生することがなく、即戦力として期待されるドライバーの派遣は、企業側にメリットがあります